つくることとか思うこととか。Tonaliのブログ

大学で制作、企画を行うTonaliがつらつら語る、思考アーカイブ。

子供のスマホ時間管理するガジェット登場!...で思うこと。

Gigazineのサイトをパラパラみていたらこのような記事を見つけた。

 

gigazine.net

 

詳しくは上のリンクから飛んでみていただきたい。要約すると、

 

子供にスマホを持たせたいけど、不規則な生活をするほどさせたくない。

だったらスマホを動かせる時間を管理すればいいじゃん!

 

というような感じだ。

 

そもそも前提条件として、子供に携帯電話を持たせるのは一般的にいつなのだろうか。

そこでこういうサイトを見つけた。

 

japanese.engadget.com

 

このサイトによると、今の中学生の約半分は携帯電話を所持しているということだ。正直この事実だけでも私は驚いている。

 

私は1996年生まれであるが、私が中学生の頃は何人かガラケーを持っていたものの、携帯電話を持っている人はほとんどいなかった。一般的には高校生になってからみんな持ち始めていたイメージがある。当時、大人から、まだ高校生なのに携帯を持ち始めているの!?と驚かれることがたたあって、別にいいだろと当時は思っていたが、今中学生が持ち始めている事実に驚いているのは、あの頃の大人の感覚に近いような気がする。

 

しかし、私は別に悪いことではないと考えている。便利になってより子供たちも効率よく物事が進められるようになるだろう。だが、ここで懸念しているのは子供たちの経験量である。

 

インターネットに置いて重要になってくるのは「スルースキル」である。例えば、嫌なことを言われた、書かれたことがあっても、それに対していかに「そんな反応に相手している暇はない」と思わせるかということだ。これは大人ではできる(たまにできない大人がいるが・・・)なぜなら、コミュニケーション量が豊富で、物事の付き合いが連続(アナログ)的に対応できるからだ。

 

しかし、子供になるとコミュニケーション量は圧倒的に足りない。つまり、アナログではない、0か1しか存在しない2進数的感情を子供は持っているのである。99褒められて、1批判されたら、その批判だけが子供の中に響くと思う。

 

ただでさえネガティブ発言で溢れかえるネットに置いて、子供をそこに安易に入れ込んでいいか、自分にスマホを持たせるかどうか問題にぶつかったら、私はそんなことを考えるだろう。

 

それを踏まえて、今回のGigazineで紹介している商品はそんなに意味があるのかなーと思う。スマホを動かせる時間を管理しているところで、私はおそらく子供はネットに置いて信頼の目を向けられないので、怖くて仕方ない。それよりも、家族が見えるスペースのパソコンの方でネットしたら、上の心配もしなくていいし、何よりパソコンの扱いの方を重要視したいというのもある。

 

でもぶっちゃけ、自分に子供ができる時代になるとこの辺の事情も大きく変わっているだろうからこの話はいずれふわふわ消えるんだろ〜なー。

 

なんかガジェットの話よりも、子供に対する教育の話になった、ま、いっか。

 

Tonaliでした。